プログラミング言語の難易度を一覧で一挙解説

  • 2024.05.24
       
プログラミング言語の難易度を一覧で一挙解説

本記事では、メジャーなプログラミング言語を対象としてその難易度と主要用途という視点で解説します。今後プログラミング学習を検討している人はぜひ参考にしてください。

プログラミング言語の基礎知識

プログラミングとは、コンピュータが意図したように動くように順番に指示を出すプログラムを書くことです。プログラムには「進行計画表」「予定表」といった意味がありますが、コンピュータ用語においてもコンピュータへの指示を順番に組み立てたコードを指します。運動会の進行表、料理のレシピのようなものですね。そして、プログラミング言語は、その指示をコンピュータが理解できるようにつくられた言語のことで、プログラムはこのプログラミング言語を用いて書かれています。

私たちの身の回りにあるWebサービスやシステムは全てプログラミング言語が用いられており、プログラミングを習得すれば自身でも独自のシステムやサービスを作ったり、作業を自動化することも可能です。

現在、プログラミング言語はPHPやPuby、Javaなどのメジャーなものから、マイナーなものまで合わせると200種類以上あり、さらに派生言語を含めるとより多くの言語が存在します。また、言語によって得意・不得意な分野があり、それぞれ特徴や使い道が異なります。

多くの種類がある言語の中で自分のスキルや目的に合った言語が何か理解することが重要であり、何を目的とするか、難易度、求人数、学習環境の充実度など、さまざまな観点から考慮して選ぶ必要があります。

プログラミングとは?歴史や種類、できること、メリットを解説

開発の種類

Web開発、アプリ開発、AI/機械学習開発、ゲーム開発、システム開発の5つに分けられます。また、Web開発は、サーバサイド言語とフロントエンド言語に分けられ、アプリ開発はスマホアプリとデスクトップアプリに分けられます。

Web開発

ホームページやブログなどのWebサイトを制作できます。Webアプリと混同されがちで明確な定義もありませんが、HTML や CSS だけでシンプルなWebページを作れるのが「Webサイト」、データのやり取りが盛んに行われるような複雑な構造をしていて、ユーザが能動的に操作するものは「Webアプリ」と考えるとわかりやすいでしょう。

Webサービスの開発には、Webアプリ開発には Ruby やインターネット上のほとんどの Webサイトに使用されているサーバサイドの言語PHPが適しています。また、Webサイトに動きを付ける JavaScript も必須の言語といえます。

また、Webアプリを開発することもできます。WebアプリとはWeb上で動くアプリケーションを指し、代表的なもので言うとAmazonやYouTube、Twitter、クックパッドなどがあります。アプリをダウンロードせずとも、検索エンジンからサービスのWebページを開けば利用できるというのが大きな特徴です。

サーバサイド開発

複雑な計算やデータベースの処理といった、サーバ側の処理を行う言語です。PHPやRubyがその代表格です。また速度や信頼性が求められる場合はGOやRustが用いられることもあります。

フロントエンド開発

ブラウザでユーザが見える部分を開発する言語フロントエンド言語といいます。JavaScriptがその代表格です。

アプリ開発

スマホアプリ開発

スマホ端末上にダウンロードして使うアプリのことです。LINEやTwitter、Instagramなどもその一つです。
Apple社が開発し、Apple製品の開発にはSwiftやAndroidアプリの公式に採用された開発言語にもなっている Kotlin が代表的です。また、Javaも汎用性の高く、多くの開発で用いられています。

デスクトップアプリ開発

デスクトップ上で動作するアプリの開発に用いられる言語です。Windowsを使う人が多いこともあり、Microsoft社が開発するC#がよく利用されます。

AI/機械学習開発

AI とは、自ら考えて動くことで、人間に近い判断や分析を行うコンピュータのことで、Siri や Face ID もその一つです。
データ分析が得意なPythonやRがAI(人工知能)分野でも人気があります。またエッジAIやセンサー開発にはC言語が用いられることもあります。

ゲーム開発

ゲーム開発といってもスマホや PCゲーム、家庭用ゲームなど、さまざまな端末がありますが、それによって使う言語や必要なスキルも違うため、事前に調べる必要があります。
たとえば、Windowsでプレーするゲームには Microsoft社が開発した C# が多く使われています。

システム開発

システム開発は家電製品や通信機器などの電子機器を制御するシステムや銀行におけるお金の管理や不動産における物件の管理といった業務システムの仕組みを指します。

難易度の判断基準

情報が多いか

プログラミング言語によって歴史の長さや利用人口が異なるので、その情報量も異なります。人気があり、知名度が高い言語はインターネット上に情報が多いのでわからないことが出てきた場合や開発中にトラブルに見舞われた場合でも調べれば出てきやすいので早急に解決しやすい傾向にあります。独学での習得を考えている人には大事な基準となるでしょう。

また、プログラミング言語の習得難易度を下げるには英語で書かれた参照資料やエラーメッセージを理解できるだけの一定の英語力が必要であるとも言えます。

✔インターネット上に情報が多くあるか
✔関連書籍があるか
✔学習ツールがあるか
✔日本語で書かれた情報がくあるか

環境構築が簡単か

プログラムを動かすには環境構築が必要になります。なかには複数のツールをインストールしなければならないものや設定が難しいものがあり、準備段階で疲弊してしまいます。初学者はなるべく環境構築が簡単な言語を選ぶのがいいでしょう。

プログラミング以外の知識やスキルが必要になるか

プログラミングを行うには言語以外にも、フレームワークやライブラリの知識、管理ツールの扱いというように、幅広い知識が求められます。しかし、これがおおすぎると習得までに時間もかかりますし、難易度が上がります。そのため、なるべく言語以外の知識が求められない言語から学習を始め、プログラミングの基礎となる考え方や概要を押さえるのが良いでしょう。

機械語への翻訳のタイミング(コンパイラ言語、インタプリタ言語)

プログラム言語は「スクリプト言語」と「コンパイラ言語」に分けられます。

プログラミング言語は、人間が理解できるように書いたコードを、「0」と「1」だけで表される機械語に変換すること (コンパイル) でコンピュータに命令を実行させます。
「スクリプト言語」はソースコードを1行ずつその場で機械語に翻訳してくれるため、動作は遅いですが、書いたコードをその場ですぐ実行できます。初心者にとって習得難易度は低く、これには PythonやPHP、JavaScript、Rubyなどの言語が該当します。
一方で、「コンパイラ言語」とは、ソースコードを事前にコンパイルする必要がある言語のことです。ソースコードを一気に翻訳するため、コードを書ききるまで動作確認を行えませんが、動作はスクリプト言語より早くなるという利点もあります。
難易度は高いとされており、これにはJavaやC、C++、C#、Swift、Go、Rなどの言語が該当します。
初心者にとっては、書いたソースコードが即時実行されて、結果がわかる「スクリプト言語」から学ぶのがおすすめです。

機械語
コンピュータが理解できる言語。
人間が書いたソースコードをコンピュータがわかりやすいように翻訳することで「0」と「1」で表される機械語に翻訳されます。
「0」と「1」の 2進数で表されたコードをバイナリーコードといい、機械語もその一つです。

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プログラミング言語の難易度【一覧表】

以下のように○つの人気言語を難易度別に表にまとめました。

難易度言語得意分野
HTML/CSS
JavaScript
TypeScript
PHP
Ruby
Web開発フロントエンド
Web開発フロントエンド
Web開発フロントエンド
Web開発サーバサイド
Web開発サーバサイド
Python
Go
Kotlin
Java
Swift
C#
汎用性が高い、サーバサイド開発、AI/機械学習
速度を求められるサーバサイド
Androidアプリ開発
アプリ開発、サーバサイド開発、汎用性が高い
iOS、macOSアプリ開発
デスクトップアプリ開発、サーバサイド開発
C++
R
組み込みシステム、AI/機械学習、速度やメモリ効率が求められる場面
統計、AI/機械学習

難易度【低】

HTML/CSS

得意分野Web開発
特徴マークアップ言語・スタイルシート言語・テキストエディタで開発可能

HTML(Hyper Text Markup Language)とは、Webページにおける文書の論理構造や表示方法を記述するためのマークアップ言語を指します。

CSS(Cascading Style Sheets)とは、Webページをデザインやレイアウトを指定するスタイルシート言語です。CSSの主な役割としてはHTMLで配置した文字や画像、表といったコンテンツのデザインやレイアウトです。HTMLで作成したWebページの土台にデザインやレイアウトを定義します。CSSを使用することでWebページの見栄えをよくすることができます。

  • Web開発におけるフロントエンド部分で必須の言語
  • Webページのレイアウト・デザインができる

HTML/CSSとは?関係性や書き方を解説

JavaScript

得意分野Web開発/ゲーム開発
特徴スクリプト言語・インタプリンタ言語・汎用性が高い・テキストエディタで開発可能

JavaScriptは、Webサイトの表示や動作を制御するためのプログラミング言語で、大規模開発に用いられることが多いです。
フロントエンド(Webユーザパソコンのブラウザ上)で動作するプログラムの開発には、JavaScriptが欠かせません。またNode.jsの登場によって、サーバサイドでもJavaScriptを動かすことができるようになったことでさらに活用の幅が広がりました。
PHPと同じように、逐一、動きを確認しながら進められるので、初心者でも楽しみながらプログラミング学習を行えます。また、テキストエディタがあればプログラミングができるので手軽にはじめられるという点も魅力でしょう。
JavaScript を学習するなら、Webサイトを作成するのに用いるHTMLやPHPも合わせて学ぶのがおすすめです。

  • 開発の幅が広い
  • ブラウザ上で動作し、Webページに動きを付けられる

JavaScriptとは?初心者向けにできることや基本的な書き方を解説

TypeScript

得意分野Web開発/ゲーム開発
特徴スクリプト言語・インタプリンタ言語・コードが簡潔・サーバサイドとフロントエンド両方の開発が可能・JavaScriptとの互換性がある

TypeScriptは 2014 年に Microsoft社によってリリースされたプログラミング言語です。
フロントサイドとサーバーサイドのどちらでも開発できるのが特徴です。
JavaScriptを拡張して作られており、JavaScriptの良いところを残しつつ、プログラム実行までエラーが起こるかどうかわからない動的型付け言語の JavaScript と比べ、TypeScriptは静的型付け言語なのでエラーを未然に防げたりと JavaScript の使いにくかった点を修正した言語と称されています。
フロントサイドとサーバサイドのどちらでも開発が可能です。

コンパイルすると、JavaScriptのコードに変換されるので、JavaScriptが動く環境であれば使えます。

2017年にGoogle社内の標準開発言語として承認され、注目を集めました。今後、JavaScriptに代わって需要が増えていくと予想されている言語です。ただ、TypeScriptの構造を理解するのが難しい点や日本語の資料が少ないといった点もあります。まずJavaScriptを学習してからTypeScriptに着手するのもいいでしょう。

  • JavaScriptとの互換性がある
  • 開発の幅が広い

TypeScriptとは?JavaScriptとの違いや特徴、メリット・デメリットを解説

PHP

得意分野Web開発
特徴インタプリンタ言語・コードが簡潔

PHPは、Webサーバでデータを管理するために用いられるプログラミング言語です。
汎用性は高くないですが、Web系のバックエンド開発では圧倒的な需要があります。
その人気の理由は、Web開発を効率化できるフレームワークといわれる便利ツール群が豊富にある点です。
また、Webサイトの作成にWordPressが用いられるケースが多く、PHPはWordPressで構成された Webサイトをカスタマイズする上で必須の言語となります。
JavaScript と同じく、サイトに動きをつけられる言語であり、視覚的に捉えられるため、初心者にとっては学習しやすい言語です。また、構文も比較的理解しやすいのもPHPの特徴です。

  • 開発構築が簡単
  • 文法が比較的簡単
  • WordPressなどWeb開発ができる

PHPとは|基礎からわかりやすく解説
PHP入門|PHPとは?特徴と書き方

Ruby

得意分野Web開発/スマホアプリ開発/ゲーム開発
特徴インタプリンタ言語・強力フレームワーク「Ruby on Rails」の利用で開発効率が上がる・コードが簡潔・日本語資料が多い

Ruby (ルビー) は日本人技術者の「まつもとゆきひろ」氏によって開発されました。

日本発のプログラミング言語ということもあり、日本語で書かれた参考資料が豊富にあります。
Ruby には、Webサービスの開発を強力にサポートするRuby on Railsというフレームワークがあるため、効率的に Webアプリケーションを開発することができます。Web開発に強く、「Twitter」や「食べログ」などももともとはRubyで開発されました。
また「書きやすく、読みやすく」をコンセプトとして開発されているため、ソースコードがシンプルなので、初心者でも理解しやすい言語と言えます。

  • コードを読み書きしやすい
  • フレームワーク「Ruby on Rails」が利用できる

Ruby(ルビー)とは?できること、初心者におすすめの理由を解説

難易度【中】

Python

得意分野Webアプリ開発/人工知能開発/スクレイピング (Webデータの収集・分析)
特徴インタプリンタ言語・豊富なライブラリ・AI開発で注目・コードが簡潔・汎用性が高い・他言語(C言語系など)と連携しやすい

Python (パイソン) は Webアプリケーションや人工知能の開発が得意なプログラミング言語です。
近年、AI や機械学習への注目が増したことで、多くのライブラリがあるPythonの人気も急上昇しています。
コードがシンプルで文量も少なく、誰が書いても同じコードになり、読み書きしやすいといった特徴があり、初心者にも優しい言語です。
業務自動化ツール開発などに使えるため、習得できれば日々の業務の効率化にも繋がります。
また、データサイエンティストを目指す人にもおすすめの言語です。

  • 人工知能開発に役立つライブラリが充実する
  • 参考情報が多い

Pythonとは【3分でわかる】特徴・できることを解説

Go

得意分野Webアプリ開発/業務システム開発/Webサーバ構築
特徴コンパイラ言語・コードが簡潔・動作が軽い・将来性が高い

Go (ゴー) 言語は 2009 年に Google社によってリリースされたプログラミング言語です。
文法は C言語に似ていますが、よりシンプルで初心者でも学びやすくなっています。
拡張性が高く、ユーザ数やタスクの増大に対応できるのという利点もあり、システムを大規模化してもコストが高くならないため、大規模なプロジェクトで利用されることが多い言語です。

情報はまだほかの人気言語と比べると少ないですが、今後の需要の拡大が期待できるため将来性という観点でもおすすめの言語です。

  • Google社が開発
  • 並列処理が得意で、処理速度が速い

Go言語とは?【3分でわかる】できること、特徴、将来性を解説

Kotlin

得意分野スマホアプリ開発(Android)
特徴Javaと互換性がある

Kotlin (コトリン) は 2011年ごろにリリースされた比較的新しい言語ですが、2017年にAndroidの公式開発言語に追加されたことで一躍有名になりました。
Javaに比べてコードの記述量が少なく済み、すっきりしたプログラムが書けます。また、Javaとの相互利用ができ、Java で作成したソースコードをこちらで呼び出すこともできます。
Java で書かれたソースコードは非常に多いこともあり、非常に注目されています。従来のAndroidアプリ開発はJava中心でしたが、その互換性の高さから、YahooやLINEなどの大手IT企業もKotlinを採用しています。習得難易度は低くはないですが、Javaよりも短いコードで書けるため習得しやすいです。Androidアプリの開発を目指している人におすすめです。

  • Androidアプリ開発ができる
  • Javaよりもコードがシンプルに記述できる

Java

得意分野Web開発/スマホアプリ開発 (Android) /業務システム開発/組み込み系開発/IoT開発
特徴コンパイラ言語・汎用性が高い

Javaは、汎用性がとても高く、Web から基幹システム、ゲーム、スマホアプリまでさまざまな分野で採用されており、高い需要があります。
プログラミング言語の元祖とも言える C言語などを元に開発された言語で「JVM (Java Virtual Machine) 」と呼ばれる仮想環境を作り出し、さまざまな OS で動作するのが特徴です。
コンパイラ言語なので、初心者にとっては難易度が高く、使いこなすまでには時間がかかることもあります。
ただ、Java を理解しておけば、他の言語へ応用しやすくなるので、プログラマーを目指す人におすすめです。

  • 環境構築が簡単
  • 開発の幅が広い

Swift

得意分野スマホアプリ開発 (iOS) /業務システム開発 (macOS)
特徴コンパイラ言語・Apple社製品のアプリ開発・コードが簡潔

Swift (スウィフト) は、Apple社が2014年に開発した比較的新しいプログラミング言語で、iOSおよび macOSで利用できる、iPhoneアプリやARアプリを作りたい人におすすめです。
国内のiPhoneのシェアは非常に高いため、これからも大きな需要が見込めます。
iPhoneアプリは Swift が誕生するまでは、Objective-C という言語で作られていましたが、今では Swift が主流です。
Swiftの文法は「モダン」と表現されることも多く、記述量が少ないのが特徴です。
Java より習得しやすく、Apple社製品が好きな人やiOS のアプリ開発を考えている初心者におすすめです。

Swiftでの開発にはMac専用の統合開発環境である「Xcode」を使います。初心者がSwiftやXcodeを学ぶには、「Swift Playgrounds」を利用することをおすすめします。

  • iOS向けアプリを作成できる
  • 比較的新しい言語である分、情報は多くない
プログラミング言語「Swift」とは?特徴・できることを徹底解説

C#

得意分野Windowsアプリ開発/ゲーム開発/VR・AR・MR開発
特徴コンパイラ言語・人気ゲームエンジン「Unity」で使用される

C# は、C++ や Java をベースに作られた、複雑な処理を得意とする言語です。
Microsoft社が開発した言語であり、Windows のアプリ開発でよく用いられます。
また、「Unity」というゲームエンジンでC#が使えることから、ゲーム開発でも高い人気があります。ただしコンパイラ言語なので、C++やJavaと同様に難易度は高めです。

  • Windowsデスクトップアプリの開発に適している
  • フレームワークを使えばアプリ開発もできる

難易度【高】

C

C言語とは、処理速度や移植性に優れ、ハードウェア制御からシステム開発まで、幅広い分野で利用されているプログラミング言語です。現在使われているメジャーなプログラミング言語のなかでも歴史が長く、C++やPHP、Pythonをはじめとする、数多くの言語がC言語をベースに作られています。C言語に関する知識・スキルが身についていれば比較的スムーズにほかの言語も習得できます。そういった背景もあり、基礎知識から応用力まで習得できるC言語をプログラミング言語学習の基礎固めに選択する人も少なくありません。

得意分野システム開発/ゲーム開発
特徴コンパイル言語・実行速度が速い・汎用性が高い
  • 細かいハードウェア制御ができる
  • 開発の幅が広い

【入門】C言語とは?基礎知識や特徴、できることを解説

C++

得意分野スマホアプリ開発/ゲーム開発
特徴コンパイラ言語・処理速度が速い・汎用性が高い

C++は、C言語を拡張してオブジェクト指向で書けるようにした言語で、スマホアプリやゲームの開発など、商用のプログラミング言語として重宝されています。C言語より記述量は少ないですが、オブジェクト指向の知識も必要になるため難易度は高いです。

  • エッジAIやセンサー開発ができる
  • C言語と互換性がある

R

得意分野アプリ開発/AI/機械学習
特徴コンパイラ言語・ソースコードが簡単・統計分野のパッケージが豊富

R言語とは、統計やデータ解析に特化したオープンソースのプログラミング言語です。R言語は、1990 年代にニュージーランドのオークランド大学の研究者によって開発され、統計処理言語である「S言語」やデータ処理が得意な「Scheme」をベースとし、C言語や PHP といった汎用言語ではなく、統計解析分野に特化した言語として進化してきました。
昨今では、医療分野やビジネスでも統計学が注目されており、それに伴って R言語の需要も高まっています。

R言語は統計解析のために開発された言語のため、統計学、統計解析に関しては抜群の威力を発揮します。
逆に言ってしまえば、統計解析以外の分野には不向きといえます。R言語単体でWebアプリを作るといったことはできません。また、R言語だけの知識を深めても、肝心の統計学に関する知識がなければうまく活用することはできないので、その知識も併せて学習しておきましょう。

R言語のコード自体は難しくありませんが、統計解析を活用できるだけの統計学のスキルが必要であるということが大きいです。

  • 機械学習関連のパッケージが豊富
  • データ解析ができる

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終わりに

プログラミング初心者にとって、学習しやすいかどうかはとても重要です。
習得難易度はプログラミング言語自体の難易度と、参考資料の多さによって異なります。
初めから習得難易度の高いプログラミング言語を選んでしまうと、環境構築でつまずいてしまうことも多く、挫折しがちです。
学習初心者にとって環境構築の難しさや、文法の複雑さは学習の大きな壁であるため、なるべく学びやすく、構築が簡単な言語を選ぶべきでしょう。
すぐに覚えられる簡単な言語はありませんが、言語によって難易度は大きく異なります。はじめてプログラミングを学ぶという人はPHP や JavaScript、Ruby などのスクリプト言語から学習を始めると、挫折する可能性を低くできるでしょう。
しかし、何よりも大切なのは、プログラミング言語を使って何を作りたいかという目的に合わせた言語選択をすることです。
ランキングを参考に学ぶ言語を検討してみてください。

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