プログラミングとは?歴史や種類、できること、メリットを解説

  • 2022.08.23
       
プログラミングとは?歴史や種類、できること、メリットを解説

プログラミングとは

簡単に言うと、プログラミングとは「コンピュータへの指示を書くこと」を指します。
パソコンを用いてコンピュータに指示するための「プログラム」という指示書を書きます。
そして、そのプログラムをコンピュータが読み取り、指示されたとおりにパソコン上で実行するといった仕組みになっています。
プログラミングの本質は人間がコンピュータにコンピュータが理解できる言葉で命令することで、人間だけでは実現が難しいことを可能にしてくれるというところにあります。
プログラミングはすでに私たちの身近なところに数多く存在しており、パソコンやスマホ、電子レンジ、レジ、車など、たくさんありますが、いずれもプログラムが組み込まれています。

プログラミング言語ができるまでの歴史

プログラミング言語が誕生する前から人類は作業を自動化させる技術を生み出してきました。
まず、自動化技術の原点としては 1801年にジャガード織機が開発されました。
これはパンチカードという穴の開けることで手順を示した厚紙を読み込ませて布を織る織機で、パンチカードの穴の位置を変えることで模様を変えることもできます。
その後もパンチカードを使った解析機関やタビュレーティングマシンが開発され、処理も高度化していき、コンピュータの開発にも影響しました。
そして、1945年に世界最初のコンピュータ「ENIAC」が開発されたことにより、プログラミングの歴史が始まりました。

プログラミング言語の種類

機械語
コンピュータが理解できる言語。
人間が書いたソースコードをコンピュータがわかりやすいように翻訳することで「0」と「1」で表される機械語に翻訳されます。
「0」と「1」の 2進数で表されたコードをバイナリーコードといい、機械語もその一つです。

アセンブリ言語
機械言語を人間にも理解し易いように開発された言語で、数字だけでなく文字列や記号が使われていますが、機械語に近いです。
翻訳する機械をアセンブラといいます。
アセンブリ言語は後に登場する高水準言語と比較して低水準言語とも呼ばれます。

高水準言語
アセンブリ言語よりも人間が理解し易くなった言語で C言語や Java などが代表的です。

プログラミング言語の歴史

1949年に機械語やアセンブリ言語が登場しました。ただ、これらにはプログラミングに関する高度な技術が必要とされました。それから間もなく「FORTRAN」という世界初の高水準言語が登場し、長く使われました。
そして、1960年代になると「COBOL」が事務処理用に開発されました。より人間が理解し易いように英語に寄せられているためプログラミング自体の難易度が下がりました。現在も金融系システムなどで使われています。
それから 1970年代に多くのプログラミング言語の元となったC言語、1980年代には C言語を改良した C++ や Objective-C が登場しました。
さらには 1990年代にPythonや PHP、Ruby などのスクリプト言語が登場し、複雑な処理を簡単に書くことができ Webアプリ開発など、幅広い分野で活用されています。
また、2000年以降では Google社や Apple社、Facebookといった大手IT企業が新言語を開発するなど、用途に合わせて多くのプログラミング言語が生まれました。

プログラミング言語がたくさんある理由

プログラミング言語は現在 200種類以上ありますが、なぜここまで多いかというと、プログラミング言語も人間と同様に進化するからです。
必ずしも新しい言語が古い言語より優れているというわけではありませんが、新しい言語の方が設計がスマートになっていることが多く、コーディングしやすいといわれています。

プログラミングでできること

プログラミングを学ぶとどういったものが作れるのでしょうか。具体的には次のようなものがあります。

Webアプリ開発
WebアプリとはWeb上で動くアプリケーションを指し、代表的なもので言うとAmazonやYouTube、Twitter、クックパッドなどがあります。アプリをダウンロードせずとも、検索エンジンからサービスのWebページを開けば利用できるというのが大きな特徴です

Webサイト制作
ホームページやブログなども作れます。Webアプリと混同されがちで明確な定義もありませんが、HTML や CSS だけでシンプルなWebページを作れるのが「Webサイト」、データのやり取りが盛んに行われるような複雑な構造をしていて、ユーザが能動的に操作するものは「Webアプリ」と考えるとわかりやすいでしょう。

Webサービスの開発には、Webアプリ開発には Ruby やインターネット上のほとんどの Webサイトに使用されているサーバサイドの言語PHPが適しています。また、Webサイトに動きを付ける JavaScript も必須の言語といえます。

スマホアプリ開発
スマホ端末上にダウンロードして使うアプリのことです。LINEや Twitter、Instagram などもその一つです。
Apple社が開発し、Apple製品の開発には Swift や Androidアプリの公式に採用された開発言語にもなっている Kotlin が代表的です。また、Java も汎用性の高く、多くの開発で用いられています。

AI (人工知能) 開発
AI とは、自ら考えて動くことで、人間に近い判断や分析を行うコンピュータのことで、Siri や Face ID もその一つです。
データ分析が得意な Python が AI (人工知能) 分野でも人気があります。

ゲーム開発
ゲーム開発といってもスマホや PCゲーム、家庭用ゲームなど、さまざまな端末がありますが、それによって使う言語や必要なスキルも違うため、事前に調べる必要があります。
たとえば、Windowsでプレーするゲームには Microsoft社が開発した C# が多く使われています。

システム開発
システム開発は家電製品や通信機器などの電子機器を制御するシステムや銀行におけるお金の管理や不動産における物件の管理といった業務システムの仕組みを指します。

上記のものを作るにはプログラミング言語を使ってプログラムを組み必要がありますが、プログラミング言語といっても 200種類以上存在し、それぞれ開発できるものに違いがあります。

▼用途別!初心者向けのプログラミング言語ついて知りたい方はこちら

初心者向け|プログラミング言語の選び方、おすすめランキング

プログラミングを学ぶメリット

高収入を目指せる
日本のエンジニアの平均年収は約491万円で、日本の平均年収である433万円よりも約60万円高いということからもエンジニアになることで高い収入が得られるということがわかります。経験やスキルによって報酬も大きく変わるため、エンジニアとしてのスキルを磨いていけばより多くの収入を得られるでしょう。
また、エンジニアの求人についてですが、案件数が増える一歩でIT業界の人手不足が深刻化しているため、今後もますますエンジニアの需要は高まっていくと予想されます。仕事がないという事態にはまずならないでしょう。

自由な働き方ができる
エンジニアは他の職種よりも自由が得やすい傾向にあります。リモートワークをしたり、フリーランスになったりと働く場所や働き方なども自分で選べるという点では魅力的ですね。

ロジカルシンキングが身につく
ロジカルシンキングとは、物事を体系的に整理することで筋道を立て、結論を導き出す思考法を指します。
ロジカルシンキングが身につけばビジネスでおいても、ものごとを冷静に捉え、最適解や問題解決をいち早く行えるなど、業務効率をあげられます。このロジカルシンキングですが、ビジネスシーン以外でも人に説明するときや相手が抱える問題を理解して解決するときなど、あらゆる場面で役立ちます。
なぜプログラミングを学ぶことでロジカルシンキングが身につくのかというと、パソコンは人間と違ってなんとなくでは理解してくれません。開発するにあたってプログラミング言語を使ってロジカルに指示しなければ伝わらないという面があるのでその過程で、ロジカルシンキングを身につけることができます。

     

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