インフラエンジニアとは?仕事内容や必要なスキルを解説

  • 2022.03.18
       
インフラエンジニアとは?仕事内容・求められるスキルについて解説

ITエンジニアの中でも、情報を管理するサーバやユーザーとサーバが情報のやり取りを行うための道であるネットワークといったITサービスを提供するのにITサービスが成り立つ上で不可欠な基盤を扱っているエンジニアをインフラエンジニアと呼びます。

昨今のIT業界は、クラウドの普及大やAI、IoT、ビッグデータといったIT技術の進歩により、非常に大きく進歩しています。それに伴って、それらの開発を支えるITエンジニアの需要も高まっています。

本記事では、インフラエンジニアの仕事内容やなるためにどういったスキルが必要かなどについて解説します。

インフラエンジニアとは?

インフラとは、「インフラストラクチャー(Infrastructure)」の略で、日本語で「基盤」「土台」を意味します。例えば、電気、水道、ガスなどをインフラと呼びますが、これは生活するうえで欠かせない「生活の基盤」という意味から来ています。IT分野においては、システムの稼働に必要なサーバやネットワークなどが「ITの基盤」という位置づけになっているため、インフラに該当します。

つまり、インフラエンジニアとは、サーバやネットワークなどの設計・構築・運用・保守を担当するエンジニアを指します。

たとえば、友人と写真を共有する際、instagramなどを利用している方も多いのではないでしょうか。
instagramで写真をほかのユーザーと共有できるのは、ネットワークに繋がっているinstagramのサーバに投稿された写真が保管されているからです。

しかし、もし、インフラが整備されていなかったら、投稿ボタンを押してもみなさんが投稿した写真はinstagramのサーバに届かず、ほかのユーザーに共有されることもないのです。

どれだけ立派な家を建てても、電気や水道が通っていなくては生活が出来ないのと同じように、ITインフラが整備されていなかったら、どんな素晴らしいサービスも利活用出来ません。

システムエンジニア(SE)との違い

インフラエンジニアと近い職種にシステムエンジニア(SE)がありますが、この2つの職種の違いは何でしょうか。
システムエンジニアは、システムやアプリケーションなどのソフトウェアの開発をします。その一方で、インフラエンジニアは、サーバやネットワークといった社内インフラの設計や構築、メンテナンスを専門としています。

インフラエンジニアの種類

インフラエンジニアの仕事は、前述のとおり、サーバとネットワークの2つに分かれています。両方扱えるインフラエンジニアも存在しますが、それぞれの分野に特化したエンジニアを”サーバエンジニア” ”ネットワークエンジニア”と呼び分けることが多いです。

サーバエンジニア
サーバエンジニアとは、目的に応じたサーバーの選定や設計、構築、テストなどサーバを運用するうえでの業務全般を行う職種です。サーバにはWebサーバやデータベースサーバ、ファイルサーバといったさまざまな種類があり、動作するOSにもいくつか種類があります。最近ではサーバのクラウド化が進んでいることもあり、サーバエンジニアはサーバやOSの知識だけでなく、クラウドに関するも必要です。

ネットワークエンジニア
ネットワークエンジニアとは、コンピュータやサーバを接続することで、データを送受信できる環境を作るといったネットワークの設計、構築、設定を担う職種です。基本的にはネットワークの設計図を描き、それに沿ってつなげていきます。このとき、繋がらないといったトラブルが発生することもあるため、トラブルシューティング能力も必要です。

インフラエンジニアの仕事内容

インフラエンジニアにはさまざまな業務がありますが、細かく言うと仕事内容は「設計」「構築」「運用」の3段階に分けられます。

設計

プロジェクトを円滑に進めるために「設計書」を作成します。
設計書には、丁寧なヒアリングで、どのような機能を持たせ、どのような性能を実現するのか、に加え、予算(コスト)や期間が必要となるのかといったことも記していきます。

構築

設計段階で作成した設計書を元に、実際に基盤となる部分を実際に作り上げていく段階です。

仕様書をもとにハードウェアを繋いでいき、ミドルウェアの設定を行ないます。クラウドの場合は、画面やコマンドを使って設定します。

新しくパソコンを購入してから使えるようにするまでの作業のスケールが大きくなったものと考えればわかりやすいでしょう。

運用

基本的に24時間365日稼働しているインフラは、ハードウェアの故障やソフトウェアのアップデートなどの管理も必要で、障害が起きたときは原因の発見に努め、手早く復旧を行います。

ほかにも、アクセス集中によるサーバへの負荷などを見てキャパシティ管理も行います。

キャパシティ管理

初期設計時のITインフラの稼働予測と、実際に稼働してからの使用容量を比べて、インフラが不足していればサーバの容量を増やし、余っていれば削減するといった管理を行います。
また、一時的なアクセス集中が予測される際にも対応が必要です。

インフラエンジニアに求められるスキル

インフラエンジニアには、サーバやネットワークの知識はもちろん、クラウドやセキュリティなど、幅広い知識とスキルが必要です。

サーバやネットワークの知識やスキル
インフラの設計、構築、運用には、サーバの知識が必要不可欠です。
サーバといってもさまざまな種類がありますが、主流であるLinuxやUnix、Windowsを押さえておくとよいでしょう。

また、ネットワークに関する知識の習得も必要です。繋がってはいるのに過度な負荷がかかってしまい、サーバが落ちる、通信速度が遅いなどのトラブルもンフラエンジニアの管轄です。これには、原因を究明する知識が必要です。

今後は、コードでインフラを管理するInfrastructure as a Codeが増えることも予想されるため、プログラミング言語の知識が必要になることもあるでしょう。

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クラウドに関する知識やスキル
昨今、ITインフラをクラウド上に構築するIaaSを利用した設計も増加しています。開発段階で高額なハードウェアを購入する必要がなく、初期投資が抑えられるため、クラウド利用を前提とするプロジェクトもあります。

セキュリティに関する知識やスキル
IT化が進むにつれ、インターネット上で決済や個人情報といった個人情報が流出しないよう、情報の機密性は格段に上がりましたが、攻撃者はこのデータを狙う攻撃者も存在します。

インフラの脆弱性を突かれた場合、それに関連するシステムは全てストップし、顧客からの信頼も失ってしまいます。

そのような事態にならないよう、インフラエンジニアはセキュリティに関する知識やスキルをしっかりと身につけておく必要があります。

仮想化に関する知識やスキル

クラウド化だけでなく、Dockerを中心としたオープンソースのコンテナサービスの利用も増えています。

インフラは安定的な動作や処理が求められますが、このチューニング作業は、難易度の高く、うまくいかないと工数ばかりがかさんでしまいます。

インフラエンジニアにとって、DockerやKubernetesといった仮想化を実現させるコンテナサービスは、安定的なインフラの構築に必要不可欠な存在です。これらはオープンソースのソフトウェアであり、APIも豊富に提供されています。

このような利点があるので、仮想化に関して知識やスキルを身につけるのもいいでしょう。

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終わりに

ここまで、インフラエンジニアについて、仕事内容や必要なスキルについて解説してきましたが、いかがでしたか?
インフラエンジニアは、システム開発の基盤となるインフラ構築を担う要の職種です。
DX化が推進され、ITシステムの数が増えるほど、インフラ人材は不足するため、インフラエンジニアへの求人と活躍の場は今後ますます増加していくでしょう。

     

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