フリーランスの仕事・職種【23選】ジャンル別おすすめ

  • 2023.07.05
       
【ジャンル別・23選】おすすめのフリーランスの仕事・職種

働き方の変化に伴い、日本でもフリーランスとして活躍する人材が増えました。
自身のスキルを活かして自分のペースで働けるフリーランスという自由な働き方に魅力を感じる人も少なくないでしょう。
ただ、その一方で収入面の不安から決断に至らない人もいると思います。
本記事ではフリーランスについて、どのような職種があるのか、おすすめの職種について説明します。

フリーランスとは?

フリーランスとは特定の企業や組織から独立した形で、自身の知識やスキルを提供する対価をとして報酬を得るという働き方を指します。

ただ、明確な定義があるわけではなく、中小企業庁の小規模企業白書2019において、フリーランスを次のように説明しています。

「フリーランス」については、明確な定義がないため、本白書では、「特定の組織に属さず、常時従業員を雇用しておらず、消費者向けの店舗等を構えておらず、事業者本人が技術や技能を提供することで成り立つ事業を営んでいる者」をフリーランスと定義する。

職種や自身のスキル感によって大きな報酬を得られますが、会社員と違って、自身で仕事を受注しなくては収入を得られなくなるリスクがあります。また、取引先からは当然スキルを求められるため、知識やスキル、実績も必要です。求められるスキルレベルが高いほど高い報酬を得られますが、それだけ責任も伴うということです。

日本では2021年時点で副業・兼業を含め、1,670万人余りがフリーランスとして活動しており、経済規模にすると28兆円を超えるとも試算されています。
これまで、日本においてはフリーランスという働き方はメジャーではありませんでしたが、さまざまな要因で市民権を獲得してきています。

フリーランスで働く人が増える理由は?

ここからはフリーランスが増えた背景について説明します。

働き方改革の推進
2018年に政府が制定した「働き方改革関連法」を礎に、国をあげた働き方の多様化が推進されました。キャリアや仕事に対しての価値観の変化に大きな影響を与えました。

副業を解禁する企業の増加
「働き方改革関連法」と同時期に発表された「副業・兼業の促進に関するガイドライン」を受けて、副業を解禁する企業が増えたこともフリーランスの増加に影響しています。

クラウドソーシングの台頭
クラウドワークスなどのクラウドソーシングサービスの台頭により、仕事を見つけ、仕事を受注しやすくなったこともその一因です。

DX推進に伴うIT人材への需要増加
DX推進化に伴い、DXに精通したIT人材の重要が増えたことで、それまでは特定の企業に属していた人材がフリーランスとして独立し、企業の垣根を超えて複数のプロジェクトに参画するというケースが増えています。

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フリーランスの職種とは?

ここからはフリーランスの仕事をジャンル別に紹介します。
前職の経験を活かしてフリーランスになる人が大多数を占めますが、なかには全く別の職種でフリーランスになる人もいます。資格やスキルが必要なものでもスクールなどもあります。どの職種でフリーランスを目指すか参考にしてみてください。

ITエンジニア系

ITエンジニアは、フリーランスと親和性が高く、以前からフリーランスの代表的な職種の一つです。市場価値も高いことから報酬の水準も高いです。安定して稼げるフリーランスエンジニアを目指す場合は、それだけ高いプログラミングスキルが求められます。
ITエンジニアは案件の内容や契約形態も幅広く、自由度が高いため、副業を始める人も多いです。

プログラマ
プログラマはシステム開発の設計書を基にコーディングするエンジニアを指します。個々のスキルや扱う言語によって報酬も大きく異なります。未経験でいきなりなるのは難しいため、実務経験や実績を積んで基礎を固めるのがおすすめです。

Webコーダー
WebデザイナーがデザインしたものをコーディングしてWebサイトに反映する職種です。HTMLやCSS、JavaScriptを用いて、ユーザの目に触れる部分を開発します。これらは、プログラミングのなかでも扱いやすいため、未経験でも副業で始める人も多いです。ITエンジニアとしてスキルアップしていきたいという人は、まずWebコーダーを目指すのがおすすめです。

インフラエンジニア
システムが作動する基盤となるサーバやネットワークの設計・構築・運用を行うITエンジニアです。最近は、主流になりつつあるクラウドに関する知識も必要です。

WordPressエンジニア
WordPressでWebサイトの新規立ち上げや機能の追加といった作業を請け負う職種です。PHPやデータベース、セキュリティなど、幅広い知識を身につける必要があります。

データサイエンティスト
ビックデータを分析・解析し、課題の発見・提案をすることで商品やサービスの開発・改良に活かす職種です。昨今、ビックデータを活用できる人材は非常に重宝されます。実務経験と実績を積んでフリーランスに挑戦するのもいいでしょう。

ライター系

特別な資格を取る必要がなく、PC1台で仕事ができて比較的取り掛かりやすい職種です。

Webライター
PC一台で仕事ができるWebライターは、フリーランス参入も多いです。特定の分野の専門知識を持つ人が副業として、専門知識を生かして執筆するケースも増えています。報酬は個人のスキルによって異なり、プロジェクトや1文字単位で受注する場合が多いです。最近はクラウドソーシングサイトにも多くの案件が掲載されています。調べ物が得意な人に向いている職種です。

ブロガー
ブロガーは、人を惹きつけるブログ記事を書き、クリックしてもらうことで記事に掲載した広告の収入や商品の販売で収入を得る職種です。ブロガーとして活動する人のうち、月5万円以上の収入を得られるのはその上位5%といわれるなか、年収1,000万円を超える人もいます。多くの収益を得るにはしかし、それだけ多くの人に訪れてもらう必要があります。サイト運営やSEOに関する知識は必須であるため、事前に知識を付けたうえで始めるのをおすすめします。

接客系

顧客とのコミュニケーションをとりながら仕事を進める接客業についても紹介します。

トレーナー
スポーツ選手や一般の人に対してマンツーマンでトレーニングや食事の指導をする職種です。自宅やジムなどで指導を行うのが一般的です。

占い師
相談者の悩みや相談に対して占いを通してアドバイスをする仕事です。最近は対面に限らず、電話やチャット、メールなどさまざまなツールで仕事ができるため、副業にする人も増えています。

クリエイティブ系

個人の能力がそのまま仕事の評価に直結するのがクリエイティブ系の職種です。フリーランスで活躍する人も多く、会社員以上に稼ぐ人もいます。

Webデザイナー
Webコンテンツのデザインを制作する職種です。PhotoshopやIllustratorといったデザインソフトを使いこなせなくてはなりません。なかには独学の人もいますが、デザインの基本理論を学ぶためにもスクールに通うのがおすすめです。
最近では、WebデザイナーはじめとするITに特化したデザイナーの活躍が目立っています。

カメラマン
撮影を行うカメラマンには、被写体や機材、撮影に関する知識はかならず求められます。SNSを積極的に活用したり、コンテストに参加するなどして知名度を上げると仕事につながりやすいでしょう。

イラストレーター
依頼された絵を描く職種です。SNSを積極的に活用したり、コンテストに参加するなどして知名度を上げると仕事につながりやすいでしょう。

Webディレクター
Webサイトの制作や運用において様々な部門間を統括・管理する職種です。幅広い知識に加え、マネジメントスキルやコミュニケーションスキルも求められます。

動画編集者
YouTuberが増えたことで、撮影した動画を編集する動画編集者の需要も高まっています。要望に沿った構成や時間に動画を編集します。クラウドソーシングサイトでも多くの案件が募集されています。ただ、競争率も高いためスキルやセンスを磨く必要があります。

ビジネス系

即戦力を求める企業が増えたことでビジネス系のフリーランスの需要も高まりました。

広報・PR
サービスや商品の認知度を上げるため、戦略を立ててアピールしていく職種です。この職種も人手不足の影響からフリーランスに委託する企業が増えています。

コンサルタント
昨今、人材不足や育成コストなどの問題もあり、フリーランスのコンサルタントの需要が非常に高まっています。とくに、ITコンサルタントの需要は高く、ITに関する専門知識やコンサルタントとしての判断力や洞察力、コミュニケーション能力に長けた人材は引く手あまたです。

Webマーケター
Web広告による集客や分析・解析など、Webマーケティングに特化した職種で高い分析力が必要です。
Webでの集客に課題を抱える企業が多く、フリーランスのWebマーケター、特にSEOやリスティングに詳しい人材の需要が高まっています。スポット契約が多いため、複数のプロジェクトに参画することで年収1000万円を超えることも夢ではありません。

営業
以前は企業内の人材のみで構成するのが当たり前だった営業も、コスト削減や即戦力を目的としてフリーランスに業務委託するというケースも増えています。報酬としては「成果報酬型」、「固定報酬型」、「複合型報酬」の3種類が代表的です。

美容系

ヘアやメイク、ネイルなど、美容業界ではフリーランスで仕事をする人が多くいます。実力や人脈がものをいう世界であるため、経験を十分に積み、人脈づくりをしてから独立するのが一般的です。

美容師
カットやカラー、パーマなどの技術を用いてヘアメイクを施す職種です。国家資格を取得しなければ美容師にはなれないため、専門学校を修了し、美容師国家試験に合格する必要があります。フリーランスとして成功するには、独立前に固定客を掴んでおくことやSNSを積極的に活用し、新規顧客を増やすことが大事です。

メイクアップアーティスト
タレントやモデル、あるいは一般の人にメイクをする職業です。フリーランスのメイクアップアーティストは、案件ごとに依頼を受け、指定された現場に出向いて仕事をすることが多いです。

スタイリスト
タレントやモデルが、テレビ出演や雑誌撮影の際に身に着ける衣装をコーディネートする職種です。クライアントとの打ち合わせから希望に沿うよう服や小物を組み合わせます。
スタイリストになるのに必要な資格はないですが、人脈や実績がものをいう職種でもあります。
ほとんどの人は服飾系の学校で知識を学び、事務所に入ったり弟子入りするなどして経験を積み、人脈を広げてからフリーランスとして独立します。

新しい系

SNSが流行し、誰でも気軽に情報を発信できるようになったことで新たな職種に挑戦する人も増えています。ファンがつき、人気に火が付けば、好きなことをしながら稼げるという魅力があり、憧れを抱く人もいるのではないでしょうか。

ユーチューバー
動画を企画・撮影しYouTubeにアップし、たくさんの人に見てもらうことで広告収入を得る職種です。ノウハウを教えるビジネス系のYouTuberがおすすめです。なぜなら、メインの視聴者層がビジネスマンであるため、クリックなどのコンバージョンがただ面白いエンタメ系よりも高いからです。

インフルエンサー
InstagramやTikTokを中心として情報発信を行う職業です。主に企業からのPR案件で広告料を得ています。収益は個人によってかなり差があり、多くのフォロワーがいるインフルエンサーはそれだけ影響力があると考えられ収入も高くなります。多くのフォロワーを獲得するには、人を惹きつけるだけの努力やセンスが求められます。

フリーランスのメリットは?

フリーランスという働き方のメリットについて紹介します。

好き・得意を活かした仕事ができる
中小企業庁の「小規模事業者の構造分析」によると、フリーランス人材にその働き方を選択した大きな理由の一つに「自分のスキルを活かせる」という理由がありました。
自分の好きなことやスキルを活かして、報酬を得られ、それが社会貢献につながるというのはやりがいにもつながりますね。

自由度が高い
また、フリーランスという働き方を続けている人は働く場所や時間に縛られないという自由な働き方や仕事内容にも魅力を感じているようです。また、仕事の量やペースも自身で調整できるという点でもライフスタイルが多様化に伴うニーズに適しています。

フリーランスの注意点は?

ここまで、フリーランスの魅力について紹介しましたが、注意すべき点もあります。

自己管理能力が求められる
フリーランスは裁量がある分、スケジュール管理などの自己管理能力が求められます。また、働き方が自由な分、自分を律する必要があります。スケジュール管理ツールやコワーキングスペースを利用するなどの工夫が必要です。

自身で仕事を獲得しなければならない
フリーランスとして仕事を受注するには自分を売り出す営業をする必要があります。前職でのつながりや知人から仕事を得られるというパターンも多いため、人脈作りは重要です。また、SNSの活用も仕事の獲得には欠かせないツールとなっています。

収入が安定しにくい
会社員と違い、安定的な収入が得にくいというリスクがあります。報酬以上の成果を収めるなどで、受注先との信頼関係を構築し、継続的に仕事をもらえるようにするのに加えて、自分を営業することで新規の受注先を探すことを怠らないことが重要です。

クレジットカードが作れない恐れがある
たとえ安定した収入を得られていても社会的信用という面で、審査に通りづらいという面があります。会社に所属しているときにクレジットカードやローン組みをしておきましょう。

諸手続きをすべて自分でしなくてはいけない
社会保険や納税、経理などの手続きをすべて自分で行わなければなりません。多くの人が苦手意識を持つのが毎年の確定申告ですが、独立時には開業届、ほかにも従業員を雇う場合や青色申告をする際にも届出が必要で、その都度、自身で何が必要か調べなくてはなりません。

フリーランスに向いている人の特徴は?

以下の項目にあてはまる人はフリーランスに向いている人といえます。

1人で仕事を進められる人
フリーランスは孤独な働き方でもあり、基本的に何事も一人で判断し、進めていかなくてはなりません。孤独を嫌う人や指示してもらえないと動けないという人には不向きでしょう。

自己管理とスケジュール管理ができる人
すべて自身で計画・進行しなければならないのでスケジュール管理は不可欠です。また体調を崩すと納期に間に合わないといった受注先との信用問題にもなるため、自己管理能力も必要です。

環境に適応できる人
現場や関わる人が頻繁に変わることも多いため、そのような変化に柔軟に適応でき、誰とでも円滑にコミュニケーションが取れると重宝されます。

約束を守れる人
仕事をする上で信頼関係の構築は最も重要です。フリーランスは受注先との信頼関係の積み重ねによって仕事を安定的に受けられるようになるでしょう。そのためにも、仕事を受けたからにはプロ意識を持って責任を果たす心構えを持つ必要があります。納期などの約束を守ることは、必須事項です。その責任感が評価につながります。

能動的に動ける人
仕事を獲得するためには、自身を積極的に売り込み、営業をしなければなりません。こまめに連絡したり、足を運ぶなどして、信頼関係を築くことは大切です。また、人脈の拡大やSNSの発信なども能動的に行える人はフリーランスに向いています。

フリーランス職種を選ぶ基準は?

興味を持てる仕事か
なかには専門スキルがなくても始められる仕事もありますが、興味が持てないと継続しにくくなります。興味を持てる業務内容か見極めましょう。

スキルを活かせるか
フリーランスとしての一番の武器はスキルや実績です。それを発揮できる仕事であれば仕事も獲得しやすく、実績も積みやすいため、おすすめです。

相応の報酬が得られるか
報酬の高さはモチベーションややりがいにもつながります。自身のスキルや時間を安売りしによう、あらかじめ最低ラインを決めておきましょう。そして、自身のスキルを磨き、実績を積むことで、報酬を引き上げていくことをおすすめします。

仕事を獲得するためのフローは?

▼探す
・前職のつてや知人などの人脈をたどる
・同業種交流会に参加するなどして人脈を広げる
・クラウド系ソーシングで仕事を探す
・求人情報を出している会社に直接問い合わせる

▼アピールする
・SNSでの情報発信
・コンテストやコンペに応募する
・ポートフォリオを作成する

▼信頼関係の構築
・求められた以上の成果を出す
・継続的にクライアントのフォローアップをする
・定期的に連絡するなど、クライアントとのつながりを保つ
・潜在的な課題を先回りして提案する
・知識やスキルのアップデート

まとめ

フリーランスにおすすめの職種を紹介しましたが、将来性や需要という面でITエンジニアがおすすめです。IT業界は需要の増加に反して慢性的な人手不足なため、高いスキルを身につけることでフリーランスとして好条件の案件を獲得し、安定的に高い水準の報酬を得やすいです。もちろん、未経験からいきなりフリーランスとして活躍するのは難しいため、まずは独学やスクールで学んだり、未経験を歓迎してくれる企業でエンジニアとしての経験を積むのがおすすめです。

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