【2026年度の重要ポイント】
・応用情報技術者試験は2026年度(令和8年度)からCBT方式で、前期・後期に実施されます。
・現行の応用情報技術者試験は、2026年度の試験実施をもって終了する予定です(最終回は後期試験。科目B試験の実施期間は2027年3月3日〜15日)。
・2027年度夏頃〜秋頃には、応用情報技術者試験と高度試験を大括り化・再編した「プロフェッショナルデジタルスキル試験(仮称)」が新設される予定です。
・前期試験の申込受付期間は2026年10月6日〜11月7日です。
※本記事の制度・日程情報は2026年10月2日時点のIPA発表に基づきます。最新情報はIPAの試験制度見直しの検討状況ページでご確認ください。
応用情報技術者試験とは?2026年度のポイント
応用情報技術者試験(AP)とは、IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)が実施する情報処理技術者試験の一つで、ITに関する応用的な知識・技能を認定する国家試験です。
基本情報技術者試験(レベル2)の一段上にあたるレベル3に位置付けられ、基本情報技術者試験の次のステップとして、また高度試験の前段階として受験されることが多い試験です。
平成21年度の試験制度改正で、ソフトウェア開発技術者試験の後継として始まりました。テクノロジ系だけでなく、マネジメント系・ストラテジ系まで幅広く出題されるのが特徴です。
試験の概要(レベル・受験資格・受験料)
| 正式名称 | 応用情報技術者試験(AP:Applied Information Technology Engineer Examination) |
| 実施団体 | IPA(独立行政法人 情報処理推進機構) |
| レベル | レベル3(共通キャリア・スキルフレームワークのレベル3相当) |
| 受験資格 | なし(年齢・学歴・実務経験を問わず受験可能) |
| 受験料 | 7,500円(税込) |
| 試験方式 | CBT方式(2026年度から。前期・後期に実施) |
| 試験構成 | 科目A試験(150分)・科目B試験(150分)※別日に実施 |
| 合格基準 | 科目A・科目Bともに60点以上(各100点満点) |
IPAが示す対象者像は、「ITを活用したサービス、製品、システム及びソフトウェアを作る人材に必要な応用的知識・技能をもち、高度IT人材としての方向性を確立した者」です。
2026年度の重要ポイント(CBT化・現行試験の終了予定)
2026年度の応用情報技術者試験は、制度面で大きな節目にあたります。受験前に次の点を押さえておきましょう。
- CBT方式へ移行(確定):紙の試験(春期・秋期の指定日)から、前期・後期それぞれの実施期間内で日時・会場を選ぶCBT方式に変わります。科目A・科目Bは別日に受験します。
- 出題形式・出題数・試験時間・出題範囲は変更なし(確定):IPAは、CBT化後も出題形式・出題数・試験時間、問う知識・技能の範囲に変更はないとしています。
- 現行試験は2026年度で終了(予定):IPAは「現行試験制度については、2026年度の試験実施をもって終了する予定」と案内しています。
- 2027年度夏頃〜秋頃に新試験(予定):応用情報技術者試験と高度試験を大括り化・再編した「プロフェッショナルデジタルスキル試験(仮称)」が新設される予定です(詳細は後述)。
2026年度(令和8年度)の試験日程と申込方法
前期・後期の申込期間と試験実施期間
2026年度はCBT方式の初年度のため、従来の「春期(4月)・秋期(10月)」とは日程が大きく異なります。科目A試験と科目B試験は実施期間が分かれており、それぞれの期間内で受験日を選びます。
| 前期試験 | 後期試験 | |
| 申込受付期間 | 2026年10月6日(火)10時〜11月7日(土)17時 | 2027年1月27日(水)〜2月16日(火) |
| 科目A試験 実施期間 | 2026年10月28日(水)〜11月10日(火) | 2027年2月6日(土)〜2月19日(金) |
| 科目B試験 実施期間 | 2026年11月24日(火)〜12月6日(日) | 2027年3月3日(水)〜3月15日(月) |
| 合格発表(予定) | 2027年2月頃 | 2027年6月頃 |
参照:「IPA 令和8年度 応用情報技術者試験、高度試験及び情報処理安全確保支援士試験の申込受付期間及び試験実施期間について」(2026年10月2日時点)
現行の応用情報技術者試験は2026年度で終了する予定のため、後期試験が現行制度での最終回となる見込みです。
申込方法・受験料・試験会場
- 申込方法:インターネット申込みのみです(郵送受付はありません)。
- 予約:申込み時に、科目A試験と科目B試験の受験日時・会場を同時に予約します。前期・後期とも、申込みは各期1回のみです。
- 受験料:7,500円(税込)
- 試験会場:全国のCBTテストセンターから、空席のある会場・日時を選びます。希望の日時が埋まる可能性もあるため、早めの予約がおすすめです。
- 当日:受験票は送付されません。受験には本人確認書類が必要です。
申込みの詳細はIPAの令和8年度前期試験(受験申込み)ページで確認できます。IPAでは試験の受付開始情報をメールで知らせるサービスも行っているので、申込み忘れを防ぎたい人は登録しておくと安心です。
応用情報技術者試験の試験内容と合格基準
科目A・科目Bの試験時間・出題形式・出題数
試験は科目A試験(旧・午前試験)と科目B試験(旧・午後試験)で構成されています。どちらも試験時間は150分ですが、出題形式や解答数が異なります。
| 科目A試験 | 科目B試験 | |
| 試験時間 | 150分 | 150分 |
| 出題形式 | 多肢選択式(四肢択一) | 記述式(CBTではキーボード入力) |
| 出題数 | 80問 | 11問 |
| 解答数 | 80問(全問必須) | 5問(問1必須+4問選択) |
| 実施日 | 別日に実施(科目Aの実施期間 → 科目Bの実施期間) | |
出題範囲と科目Bの選択問題
科目A試験
ストラテジ系(経営戦略、システム戦略、企業活動、法務など)、マネジメント系(プロジェクトマネジメント、サービスマネジメント、システム監査など)、テクノロジ系(基礎理論、アルゴリズム、コンピュータシステム、データベース、ネットワーク、セキュリティなど)の全分野から出題されます。
分野ごとの問題数はIPAの試験要綱では定められていませんが、過去の出題ではテクノロジ系50問・マネジメント系10問・ストラテジ系20問前後が目安です。知識問題のほか、計算が必要な問題も出題されます。
科目B試験
11問のうち、問1(情報セキュリティ)は必須解答です。残りの10問から4問を選んで解答します。
| 問番号 | 分野 | 解答 |
| 問1 | 情報セキュリティ | 必須 |
| 問2〜問11 | 経営戦略・情報戦略・戦略立案・コンサルティング技法、プログラミング(アルゴリズム)、システムアーキテクチャ、ネットワーク、データベース、組込みシステム開発、情報システム開発、プロジェクトマネジメント、サービスマネジメント、システム監査 | 10問中4問を選択 |
設問は長文で記述問題も多いため、時間内に読解して簡潔に解答する力が求められます。出題範囲の詳細はIPAの試験要綱(Ver.5.6)で確認できます。
合格基準と配点
科目A試験(100点満点)、科目B試験(100点満点)の両方で60点以上を取ると合格です。採点は素点方式で、IPAの試験要綱では配点が科目Aは1問1.25点、科目Bは1問20点と定められています。なお、問題の難易差が認められた場合には基準点が変更されることがあります。
また、科目A試験の得点が基準点(60点)に達しなければ、科目B試験は採点されません(多段階選抜方式)。
基本情報技術者試験と異なり、応用情報技術者試験には科目A試験の免除制度はありません。科目Aに合格して科目Bが不合格だった場合も、次の受験では再度科目Aから受ける必要があります。
応用情報技術者試験の難易度と合格率
IPAの情報処理技術者試験はレベル1〜4の4段階に分かれており、応用情報技術者試験はレベル3です。IPAはレベル3を「応用的知識・スキルを有し、要求された作業について全て独力で遂行できる」水準と定義しています。
合格率は直近で20%台(おおむね4人に1人)
▼直近6回の合格率推移
| 年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
| 令和7年度秋期 | 44,005 | 10,792 | 24.5% |
| 令和7年度春期 | 38,663 | 8,527 | 22.1% |
| 令和6年度秋期 | 44,243 | 12,613 | 28.5% |
| 令和6年度春期 | 36,730 | 8,677 | 23.6% |
| 令和5年度秋期 | 37,763 | 8,753 | 23.2% |
| 令和5年度春期 | 32,340 | 8,805 | 27.2% |
参照:「IPA 統計情報(応用情報技術者試験、高度試験、情報処理安全確保支援士試験)」推移表(令和7年度)
直近6回の合格率は22〜28%台で推移しており、おおむね受験者の4人に1人が合格しています。合格率が20%を下回ったのは平成27年度春期(19.0%)が最後で、令和以降はすべて20%台です。
なお、IPAの経験年数別統計(令和7年度春期)では、IT業務の経験年数が短い層ほど合格率が高く、長い層ほど低い傾向が見られます(例:経験1年未満31.7%、10年以上12年未満22.1%、20年以上は12〜14%台)。ただし、この集計は経験年数「無記入」の受験者が約4割を占めるなど注意点があり、統計から合格率の差の原因までは特定できません。
応用情報技術者試験が難しいと言われる理由
- 出題範囲が広い:テクノロジ系に加え、マネジメント系・ストラテジ系まで全分野が科目Aの出題対象です。
- 科目Bが記述式:長文を読み、自分の言葉で解答をまとめる必要があり、選択肢の消去法が使えません。
- 両科目で基準点が必要:科目A・科目Bの両方で60点以上が必要で、科目Aが基準点未満だと科目Bは採点されません。
- 科目Bは分野選択の戦略が要る:必須の情報セキュリティに加え、得意分野を4つ用意しておく必要があります。
基本情報技術者試験との違い
基本情報技術者試験は、同じくIPAが実施するレベル2の国家試験で、ITエンジニアの登竜門として令和7年度には約14.7万人が受験しています。主な違いは次のとおりです。
| 基本情報技術者試験(FE) | 応用情報技術者試験(AP) | |
| レベル | レベル2 | レベル3 |
| 実施方式 | CBT方式(随時実施) | CBT方式(2026年度から前期・後期に実施) |
| 科目A | 90分・60問(四肢択一) | 150分・80問(四肢択一) |
| 科目B | 100分・20問(多肢選択式。アルゴリズム・セキュリティ) | 150分・11問中5問(記述式) |
| 採点方式 | IRT(項目応答理論) | 素点方式 |
| 合格率(令和7年度) | 38.3% | 23.4% |
基本情報技術者試験の科目Bは全問が多肢選択式で、アルゴリズム・プログラミングと情報セキュリティが中心です。これに対し応用情報技術者試験の科目Bは記述式で、出題範囲も経営戦略からシステム監査まで広がります。
ITパスポート・基本情報・応用情報・高度試験のレベル比較
情報処理技術者試験はIPAの試験区分一覧のとおり4段階のレベルに分かれており、応用情報技術者試験はその中間にあたる「レベル3」です。自分がどの試験から挑戦すべきか迷ったときの目安として、下表を参考にしてください。
| 試験区分 | レベル | 直近の合格率目安 | 対象者イメージ |
| ITパスポート | レベル1 | 40%台後半〜50%台 | ITを利用するすべての社会人・学生 |
| 基本情報技術者試験 | レベル2 | 30%台後半〜40%台 | ITエンジニアを目指す初学者 |
| 応用情報技術者試験 | レベル3 | 20%台 | 実務経験があるITエンジニア |
| 高度試験(ネットワークスペシャリスト試験等) | レベル4 | 10%台(区分により異なる) | 特定分野を極めたい専門職志向のエンジニア |
レベルが上がるほど、問われる知識の専門性・実務性も高まっていきます。ITパスポートで入門知識を、基本情報技術者試験でエンジニアとしての土台を固めたうえで応用情報技術者試験に挑み、さらに専門性を高めたい場合は情報処理安全確保支援士やデータベーススペシャリストといった高度試験へ進むのが一般的なステップです。ほかのIT資格も含めて比較したい人は「オススメのIT資格」も参考にしてください。
いきなり応用情報から受験できる?
難易度順にITパスポートや基本情報技術者試験に合格してから応用情報技術者試験を受験するのが一般的ですが、受験資格はないため、いきなり応用情報技術者試験を受けることも可能です。
過去問や参考書で知識を積み上げれば、合格を狙うことはできます。また、科目B試験は記述式ですが、問1(情報セキュリティ)以外は10問から4問を選べるため、プログラミング(アルゴリズム)の問題を選ばずに受験することもできます。
CBT方式で変わること・変わらないこと
2026年度からCBT方式へ移行します。IPAの発表をもとに、変わる点と変わらない点を整理します。
変更点と変わらない点
| 変わること | 変わらないこと |
| ・紙の試験 → コンピュータ上で解答(記述式もキーボード入力) ・春期・秋期の指定日 → 前期・後期の実施期間内で日時・会場を選択 ・科目A・科目Bを1日で受験 → 別日に受験 ・受験票の送付 → なし(本人確認書類で受験) | ・出題形式(多肢選択式・記述式) ・出題数・試験時間 ・問われる知識・技能の範囲 ・合格基準(各60点以上) ・免除制度 |
CBT方式の注意点と対策
- 科目Aと科目Bは別日:両方の実施期間内に受験日を確保する必要があります。予約は申込み時に同時に行います。
- 記述はキーボード入力:科目Bの解答を入力する時間も考慮が必要です。日頃から、パソコンで解答を入力しながら過去問を解く練習をしておきましょう。
- メモ機能とメモ用紙:試験画面上のメモ・電卓機能に加え、メモ用紙1枚と筆記用具が配布されます。メモ用紙は試験終了後に全て回収されます。
- 問題は持ち帰れない:試験問題の持ち出し・撮影・漏洩は失格の対象です。復習のために、試験後は手応えや苦手だと感じた分野を自分用にメモしておく程度にとどめましょう。
試験画面の操作方法は、CBT-Solutionsの令和8年度前期試験ページ(試験画面の操作説明)で事前に確認できます。メモ用紙の扱いはIPAのお知らせも参照してください。
2027年度以降どうなる?プロフェッショナルデジタルスキル試験(仮称)への再編
経済産業省・IPAは「Society 5.0時代のデジタル人材育成に関する検討会」の報告書(2025年5月公表)を踏まえ、2026年3月31日に試験制度見直しの検討状況を公表しました。IPAは、現在の応用情報技術者試験と高度試験を大括り化したうえで内容を再編し、「マネジメント領域」「データ・AI領域」「システム領域」の三つの試験区分を設けるとしています。これが「プロフェッショナルデジタルスキル試験(仮称)」です。
現行の応用情報技術者試験は2026年度で終了予定
IPAは「現行試験制度については、2026年度の試験実施をもって終了する予定」と案内しています。そのため、現行の応用情報技術者試験を受けられるのは2026年度の前期試験・後期試験までとなる見込みです。最終回となる後期試験の科目B試験は、2027年3月3日〜15日に実施されます。2027年度(2027年4月以降)に現行の応用情報技術者試験が実施される予定はありません。
新しい試験区分と開始時期
| 項目 | 内容 | 状況 |
| 現行の応用情報技術者試験・高度試験 | 2026年度の試験実施をもって終了 | 予定 |
| プロフェッショナルデジタルスキル試験(仮称) | マネジメント/データ・AI/システムの3区分を新設。2027年度夏頃〜秋頃に開始 | 予定(名称は仮称、実施時期の詳細は検討中) |
| データマネジメント試験(仮称) | 新設。2027年度夏頃〜秋頃に開始 | 予定 |
| 情報処理安全確保支援士試験 | 試験区分は継続し、内容・形式を一部変更。2027年度夏頃〜秋頃から新制度 | 予定 |
| ITパスポート・情報セキュリティマネジメント・基本情報技術者試験 | 継続(出題範囲体系などを変更)。2027年度春頃から新制度 | 予定 |
| 全試験区分 | CBT方式で実施 | 予定 |
IPAの案では、プロフェッショナルデジタルスキル試験(仮称)の各試験は科目A-1(90分・60問)と、科目A-2・科目B(合わせて120分、23問・12問)で構成されます。レベルの位置付けや出題形式の詳細など、未発表の事項もあります。
シラバス案・サンプル問題の公開状況
2026年9月30日時点で、プロフェッショナルデジタルスキル(マネジメント)試験・(システム)試験のシラバス案(Ver.0.2)と科目Bのサンプル問題、プロフェッショナルデジタルスキル試験・情報処理安全確保支援士試験の科目A-1(共通知識)のシラバス案(Ver.0.1)が公開されています。一方、プロフェッショナルデジタルスキル(データ・AI)試験のシラバス案・サンプル問題は準備中です。最新の公開状況はIPAの新試験制度のシラバスページ、サンプル問題ページで確認してください。
免除制度・既存合格者への影響
現行制度では、応用情報技術者試験に合格すると、その後2年間、高度試験・情報処理安全確保支援士試験の科目A-1試験が免除されます。ただし高度試験は2026年度で終了する予定です。プロフェッショナルデジタルスキル試験(仮称)について、IPAは現行の高度試験と同等の免除制度や、現行の免除要件を満たした人への経過措置を「検討している」段階です。
また、現行試験の合格者の扱いについては、IPAの検討状況ページでは言及されていません(2026年10月2日時点)。今後の発表はIPAの試験制度見直しページで確認しましょう。
応用情報技術者試験に必要な勉強時間と勉強方法
勉強時間の目安
必要な勉強時間について、IPAなどの公的な基準はありません。資格スクールなどが示す目安では、基本情報技術者試験レベルの知識がある人や実務経験者で200時間程度、IT初学者で300〜500時間程度とされることが多いです。
たとえば500時間なら、毎日3時間の学習で半年弱かかる計算です。現在の知識量によって大きく変わるため、まず過去問を解いて自分の位置を確認してから計画を立てるとよいでしょう。
科目A・科目Bの勉強方法
参考書を一通り読んだら、早めに過去問演習に移るのが効率的です。過去問を解くことで自分の知識レベルや得意・苦手分野がわかり、重点的に学習すべき分野を絞り込めます。
過去問題はIPAの過去問題ページで、紙の試験時代の令和7年度分まで公開されています。科目B(旧・午後試験)は解答例に加えて採点講評も掲載されているので活用しましょう。なお、CBT方式の応用情報技術者試験の問題を公開するかどうかについて、IPAの方針は本記事の確認時点では見当たりませんでした。
- 科目A対策:過去問の反復が中心です。過去問と同じ・類似の問題も出題されると言われており、解説を読んで「なぜその答えになるか」まで理解しておくと応用が利きます。
- 科目B対策:必須の情報セキュリティに加え、選択する4分野を早めに決めて重点的に演習します。当日の問題を見て差し替えられるよう、予備の分野も1つ用意しておくと安心です。
- 時間配分と入力練習:科目Bは150分で5問のため、1問あたり30分が目安です。本番と同じく時間を計り、パソコンで解答を入力しながら練習しましょう。
応用情報技術者試験を取得するメリットと注意点
試験の一部免除などの公的メリット
高度試験・情報処理安全確保支援士試験の科目A-1免除
合格後2年間は、申込み時に申請することで高度試験・情報処理安全確保支援士試験の科目A-1試験(旧・午前Ⅰ試験)が免除されます。ただし前述のとおり高度試験は2026年度で終了する予定で、新試験での免除・経過措置は検討中です。
他の国家試験の一部免除
IPAの案内によると、弁理士試験では論文式筆記試験の選択科目「理工Ⅴ(情報)」が、中小企業診断士試験では第1次試験の一部科目(経営情報システム)が免除されます。また、一部の大学では入試での優遇や単位認定の対象になっています。
キャリア面のメリットと「意味ない」と言われる理由
ITに関する体系的な知識が身につく
ストラテジ・マネジメント・テクノロジの全分野を学ぶため、特定分野に偏らない体系的な知識が身につきます。高度試験が専門分野に特化しているのに対し、幅広い応用知識をまとめて学べるのが特徴です。
就職・転職でのアピール材料になる
知名度のある国家試験のため、ITに関する一定以上の知識を客観的に示す材料になります。企業によっては資格手当や報奨金の対象になることもあります。
「意味ない」と言われる理由
一方で、応用情報技術者試験は業務独占資格ではなく、取得しただけで就職・転職が決まるわけではありません。採用では実務経験やポートフォリオが重視される場面も多く、資格の評価は企業や職種によって異なります。
知識の証明や学習の目標として活用しつつ、実務経験やアウトプットと組み合わせてアピールするのが現実的です。
応用情報技術者試験のよくある質問
現行の応用情報技術者試験はいつまで受けられる?
IPAは、現行試験制度を2026年度の試験実施をもって終了する予定としています。2026年度の前期試験・後期試験が最後となる見込みで、後期試験の科目B試験は2027年3月3日〜15日に実施されます。
科目Aと科目Bは同じ日に受験する?
いいえ。CBT方式では科目A試験と科目B試験は別日に実施され、実施期間も分かれています。申込み時に両方の受験日時・会場を同時に予約します。
基本情報技術者試験に合格していなくても受験できる?
受験できます。応用情報技術者試験に受験資格はなく、誰でも受験可能です。
合格後の科目A-1免除は2027年度以降も使える?
現行制度では合格後2年間、高度試験・情報処理安全確保支援士試験の科目A-1試験が免除されます。2027年度以降の新試験での免除制度や経過措置は、IPAが検討中としている段階です(2026年10月2日時点)。
応用情報技術者試験は意味ない?
業務独占資格ではないため、取得だけで就職・転職が決まるわけではありません。一方で、ITの幅広い応用知識を客観的に示せること、他の国家試験の一部免除があること、企業によっては資格手当の対象になることなどのメリットがあります。実務経験と組み合わせて活用するのが現実的です。
ITスキルを習得するには?
書籍やインターネットで学習する方法があります。昨今では、YouTubeなどの動画サイトやエンジニアのコミュニティサイトなども充実していて多くの情報が手に入ります。
そして、より効率的に知識・スキルを習得するには、知識をつけながら実際に手を動かしてみるなど、インプットとアウトプットを繰り返していくことが重要です。特に独学の場合は、有識者に質問ができたりフィードバックをもらえるような環境があると、理解度が深まるでしょう。
ただ、ITスキルを身につける際、どうしても課題にぶつかってしまうことはありますよね。特に独学だと、わからない部分をプロに質問できる機会を確保しにくく、モチベーションが続きにくいという側面があります。独学でモチベーションを維持する自信がない人にはプログラミングスクールという手もあります。費用は掛かりますが、その分スキルを身につけやすいです。しっかりと知識・スキルを習得して実践に活かしたいという人はプログラミングスクールがおすすめです。
プログラミングスクールならテックマニアがおすすめ!
ITスキル需要の高まりとともにプログラミングスクールも増えました。しかし、どのスクールに通うべきか迷ってしまう人もいるでしょう。そんな方にはテックマニアをおすすめします!これまで多くのITエンジニアを育成・輩出してきたテックマニアでもプログラミングスクールを開講しています。
<テックマニアの特徴>
・たしかな育成実績と親身な教育 ~セカンドキャリアを全力支援~
・講師が現役エンジニア ~“本当”の開発ノウハウを直に学べる~
・専属講師が学習を徹底サポート ~「わからない」を徹底解決~
・実務ベースでスキルを習得 ~実践的な凝縮カリキュラム~
このような特徴を持つテックマニアはITエンジニアのスタートラインとして最適です。
話を聞きたい・詳しく知りたいという方はこちらからお気軽にお問い合わせください。