【初心者向け】MySQLとは?SQLとの違いやメリット、使用方法をわかりやすく解説

  • 2022.07.04
       
【初心者向け】MySQLとは?SQLとの違いやメリット、使用方法をわかりやすく解説

MySQLとは?

MySQL は世界で最も利用されているオープンソースの SQLリレーショナルデータベース管理システムで、Oracle社から提供・サポートが行われていま す。
大量なデータでも高速に動作できるため、レンタルサーバや検索エンジンなどでも使われています。
また、便利な機能がたくさん備わっているため、小規模な開発から大規模な開発まで幅広く対応できます。

MySQLは1995年に開発されましたが2000年を超えてオープンソース化し、2010年から所有権がOracle社に移って以降は同社が管理していますが、そもそもオープンソースであるため、使用や変更が可能です。

リレーショナルデータベース管理システム

データベースにおけるデータを保存する形式は「階層型」や「ネットワーク型」などもありますが、MySQLでは、「リレーショナル型」という仕組みを採用しています。
リレーショナルデータベースは、エクセルのような行と列で構成されたデータベースです。リレーショナルデータベースでは、データをひとまとめにしたテーブルという単位で管理し、テーブルに設定したキーという項目でテーブル同士を結びつけることで、データ同士の複雑な関係性を表すこともできます。

そもそもデータベースとは?

データベースはデータの登録や取得を簡単に行えるように、データをまとめて構造化したものです。
データベースを経由して膨大なデータを登録、更新、削除、検索する必要があるアプリを開発するのに必須で、MySQLもアプリ開発に使用されます。
ただ、MySQL単体ではデータベースに格納されているデータの管理はできてもデータの登録や取得はできないのでデータベース用の言語であるSQLが必要です。

MySQLとSQLの違い

MySQLはデータベースの管理を行うシステムの一つであるのに対して、SQLはデータベースの操作を行うために使用するデータベース用の言語です。
つまり、MySQLを操作するのに必要な言語がSQLなのです。
SQLは「Structured Query Language」の略で、「構造化された問い合わせ言語」と直訳できます。

MySQLの特徴

拡張性が高い
MySQLは拡張性が高く、アクセス数の多い大規模なアプリケーションにも対応可能です。MySQLは動作が高速でデータ検索も瞬時に行えるため、瞬時にデータベースを検索し、処理結果を返す必要のあるシステムに採用されており、Google社やYouTubeなどの名だたるトップ企業でも採用されています。
MySQLには多くの拡張機能があります。たとえば、データベースをWebブラウザ上で管理できphpMyAdminやWebブラウザ上でデータベースやテーブルを自動生成できるMySQL Workbenchなどがあります。

信頼性が高い
MySQLには何らかの問題が発生してデータが破損してしまった場合でも、データを守る機能がとても豊富にあるため、信頼性が高いといえます。
MySQLでは、24時間体制の稼働を実現するために、バックアップ機能やリカバリー機能といった機能が備わっています。
たとえば、データのバックアップを取るためのコマンドです。これを使用し、定期的にコマンドを実行するプログラムを作成し、「タスクスケジューラ」のように定期的にプログラムを実行するよう設定しておけばバックアップや復元が可能になります。

強力なセキュリティ
MySQLには接続可能なIPアドレスを指定することでデータベースへのアクセスを制御する機能や暗号化することで安全な通信ができる「SSH」や「SSL」といった暗号化技術など、データを保護するための機能が備わっているため、データの漏洩や不正なデータ操作のリスクが低いです。

高性能
MySQLは独自の「ストレージエンジン」を採用しています。
ストレージエンジンとは、データベースの作成、更新、削除といったデータの読み書きを行う機能を指します。
ストレージエンジンは種類によって機能や処理速度が異なりますが、MySQLでは、ストレージエンジンにはさまざまな種類があり、用途に合わせてデータベースのなかにあるテーブルごとに切り替えることができるため、性能をあげられます。

柔軟性が高い
MySQLはWindowsやmacOS、Linuxなど、さまざまな機能で動作します。
さらに、機能追加などで自由にカスタマイズすることもできます。

製造元がOracle社
MySQLはIT業界で最大手企業のOracle社が製造・販売しており、現在でも積極的に機能性の向上に取り組んでいます。大企業が製造・販売元であることからも製品提供終了のリスクは低いと考えられます。

MySQLを学習するメリット

費用を抑えられる
データベース管理システムは機能性が高いと優勝なものが多いですが、MySQLはオープンソースなのでコストを抑えられます。
極力コストをかけたくない個人やスタートアップ企業でよく利用されますが、大企業でも数百万円~数千万円のコストカットができることから、利用されることがあります。

Webアプリの理解が深まる
Webアプリにはまずデータベース管理システムが使われないことはありません。
そのため、MySQLを身につければ、データベースの操作方法などが理解でき、Webアプリの開発で役立ちます。

実践で役立つ
MySQLを身につければ、実際の業務に役立ちます。
なかでも、サーバ構築には、費用を抑えるために「Linux」、「Apache」、「MySQL」、「PHPやPython、Perl」の頭文字をとった「LAMP環境」と呼ばれるものを採用する企業が多いです。
そのため、MySQLを学習しておけば実践で役に立ちます。

MySQLのインストール方法

① 下記リンクにアクセスし、インストーラをインストールする
https://dev.mysql.com/downloads/installer/
ログインを求められますが、画面左下の「No thanks, just start my download.」をクリックすればダウンロードできます。

② ダウンロードファイルを実行し、インストールする
セットアップ方法を選択後に「Execute」をクリックするとインストールが始まります。

③ 設定する
インストール後は設定を行います。
基本的に「Next」をクリックし、設定を進めていきます。「High Availability」では「Standalone MySQL Server」を選びます。最後に「Finish」をクリックすればインストールが完了します。

MySQLの基本的な使用方法

サーバへのログイン
Windowsの場合は「コマンドプロンプト」、macOSの場合は「Terminal」を使い、サーバにログインします。
“mysql -u root -p”と入力すると、パスワードを求められるのでインストールした際のパスワードを入力すればログインできます。

インストールされているMySQL Command Line Clientというソフトウェアを起動し、インストール時に設定したパスワードを入力するとデータベースサーバに接続できます。

データベースの作成
MySQL Command Line Client で“create database (データベース名);”と入力すれば、新しいデータベース「test_db」が生成します。

テーブル作成
CREATE TABLE文でデータベースのなかにテーブルを作成できます。

データの登録
テーブルにデータを新規登録する際は以下で可能です。
“insert into (データベース名) values((フィールド名),’(データ型)’);”

データの検索
SELECT文を利用すれば、テーブル内に存在しているレコードをすべて検索できます。

ログアウト
“exit”と入力すれば、ログアウトできます。

     

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